どんな方々が、どのような理由で断食入院されているのか?
こんばんわ。福岡県久留米市の愛庚内科で15日間の断食をしたアンディ(@nofastingnolife)です。
今日は、回復食7日目。朝は青汁、昼は生菜、夜は五分がゆ+おかずでした。
食べるものがあるので、体力も戻ってカラダの内からエネルギーがわいてくるような感じです。
さて、今日は「愛庚内科にどのような方が入院されているのか❓ 初心者でもだいじょうぶか❓」というあたりを書いてみます。
1.愛庚内科の雰囲気について
入院する前は、かなり不安でした。断食をする病院ってどんな感じなんだろうって。
禁欲的な修行道場のようなところを予想していたのです。
しかし、いい意味で裏切られました。建物は、明るくて開放的。4つのイスとテーブル
そして本棚がある書斎兼図書館のようなスペースもありました。
この病院ができたのが、1992年ですが、建物も院内もきれいで清潔。もちろんトイレはウォシュレットもありますし。無料WiFiも完備されいるので、快適です。
2.入院患者さんについて
ぼくは1ヶ月愛庚内科に入院してます。その間、だいたい大体10人前後の入院患者の方がいらっしゃいました。
期間は短い人で7日〜14日間。長い人で30日間。中には毎年3ヶ月入院されるという方も!!
どのあたりから来られているかですが。遠くは、北海道や沖縄、東京から。
北海道の方に、なぜはるばる九州の福岡で断食させるのか聞いてみたんですよ。そしたら「いろいろ調べたけれど、医師常駐で断食ができ、保険が効いて一番安いのがココだったんだよ。東京にも同じような病院もあったけどね。ここの倍の値段だから」とのこと。
入院された理由はそれぞれ。胃下垂、乳ガン、痛風、アトピー、交通事故の後遺症、肥満、慢性疲労症候群、高血圧、糖尿病etc
現代医学でなかなか治らないため、いろんな方法を探して西式健康法を実践するこの愛庚内科を見つけたという方が多いようです。
そのなかで、30代後半のある男性患者さんの言葉が印象に。
「痛風がひどかったため、痛風を治すザイロリックと、肝機能を高めるウルソというお薬を2年近く飲み続けた」「でも痛風はひどくなるばかり、薬の副作用で肝機能まで低下した」「現代医学では治らないと思い、よい治療法を探してこの病院にたどり着いた」
最後にこの方は、こう言われていました。
『薬はあくまで自己免疫力を無視し、副作用を伴いながらも症状を抑えるものであって、体の根本改善には繋がらない、一時的な療法と私は捉えています』
3.入院されている方の共通点
前向きで健康に対してどん欲な方が多いという印象を受けました。何より、みなさん食べることが大好き。断食中なのに、どこのお店がおいしいという話題で盛り上がることもしばしば。これは本当に意外でした。断食されるぐらいだから、ベジタリアンみたいな人ばかりと勝手に想像してましたから(笑) みなさん普段ラーメンも食べるし、肉もたべる・・・。ぜんぜんガチガチではなかったです。
そういう方々から、日常の健康法や料理法などを教えてもらいました。
仕事に追われている時、耳に入ってこない生の情報を入手できたのもこの病院に入院してよかったことかもしれません。
ここでできたネットワークは、退院後の食生活や健康を維持してゆく、大きなチカラになってくれそうです。
4.リピーターの方が多い
ここは、毎年こられている方が多いのが特長かもしれません。病気が悪化したというより、カラダのメンテナンスをして持病が悪くなるのをおさえているという感じです。大阪から20年間、毎年この病院で断食入院をされている方ともお会いしました。
その方いわく「九州には他にも断食道場があるけど、そこは厳しいよ。完全断食やから。それに比べたら、ここは天国やわ。朝は青汁、昼夜は寒天を食べれるから。おまけに保険も効くし、施設もキレイやろ」
以上、簡単ですが愛庚内科の雰囲気や入院されている方の特長を書いてみました。
他愛もない内容ですが、僕自身が禁欲的な厳しい場所という先入観をもっていたので(笑)
そういうことは、まったくない、と。みなさん、前向きに断食にとりくんでおられることをお伝えしたかったんです。
☝︎きょうのリセット
福岡県久留米市にある愛庚内科医院。断食初心者や西式健康法が初めての人でも、だいじょうぶです。すぐに打ち解けられる雰囲気。リピーターの方が、やさしくアドバイスをしてくださります。
医師や看護婦さんが体調を見てくださりながら、断食できるのもすごく心強い。
断食中、断食後は、カラダとココロが不安定になることがあるので・・・・。